28年ぶりに消防法の改正により、立入検査や罰則が強化されました。
いざという時・・・
その責任は誰に?
それは、オーナー様の責任です。
建物のオーナーは、日頃の点検によって安全性を
維持するよう法令で義務付けられています。
今回の消防法改正は、
平成13年9月1日に発生し、大惨事となった新宿区歌舞伎町ビル火災(死者44人・負傷者3人)。
消防庁は緊急措置として小規模雑居ビルを中心に全国一斉に立入検査を実施しました。
9割以上の建物に消防法違反があることが判明しました。
その違反内容の多くが、自火報・避難器具・防火戸などの機能不備と防火管理の不備でした。
こうした実態を受け、28年ぶにり消防法の大幅な改正することになりました。

特定防火対象物 非特定防火対象物
劇場・映画館・公会堂・集会場・キャバレー・
カフェ・ナイトクラブ・飲食店・百貨店・旅館・
ホテル・病院・診療所・老人福祉施設・
老人ホーム・幼稚園・養護学校・地下街   等
下宿・共同住宅・小学校・中学校・高等学校・
図書館・博物館・公衆浴場・神社・寺院・工場・
作業場・駐車場・倉庫  等
違反是正の徹底 違反是正の徹底
罰則強化・関連機関の連携強化 罰則強化・関連機関の連携強化
避難・安全基準強化 避難・安全基準強化
防火管理の徹底
火災の早期発見・報知対策の強化

改正消防法の概要

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